特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

activities

活動記録

2019.10.23 こども病院 音楽授業

2019年10月23日(水)11:00~12:20
こども病院 ひまわり学級で音楽授業を行いました。

テーマ:何となく聞いている音楽のしくみを知り、”秋”をテーマに短い曲を作る”
講 師:作曲指導/竹下恵、歌/曲尾理沙、ピアノ/安浪由紀子

プログラム
今回の授業はOnPal初の作曲の授業です。
竹下さんより、曲の作り方を唱歌をサンプルとして説明。
(始まりと終わりの音は調性ごとに決まっている。音の高低の進み方のパターン提示)
曲尾さんによる秋の歌を聴きながら、スライドショーで秋の風景、紅葉、運動会、ハロウィン、果物、虫などを見てイメージを湧き立ててもらいました。
それから、秋にまつわるワードを生徒に尋ね、ホワイトボードへ書き出しました。
それらを参考に、各自に配られた白紙に言葉を書き、歌詞の形にしていきます。
それが出来たところで、配られた楽譜に音符を置いて曲を作るという段取りです。
最後に何名かの曲をピアノと歌で披露しました。

スライドショーでは、イメージが出来たのか生徒から沢山の季節ワードが出てきました。
ただし発言は何名かの生徒に偏る傾向があったのは仕方ないですね。

これらを元に歌詞にするワークショップのフェーズで30分以上費やしたため、作曲に取り組む段階で終了予定時刻を過ぎ、結果20分オーバーで終了した。
最後まで作曲が未完成に終わった生徒もいました。

生徒が自力で作詞と作曲をするためは、相当の時間と助力が必要なので、作詞部分についてあらかじめ出来上がったサンプルを何例か用意しておきそれを選ばせて作曲に注力すると時短になるし達成感が得られるのではないかと思いました。
病状の重い生徒が多い学級の場合は、独力で作り上げるのは難しいと思われるためあらかじめ用意しておいた小節ごとの複数の音符の進行パターンを掲示し、その中から選ばせて楽譜を作成していく方式はどうかなど、初めての作曲の授業でしたが、改善点が多かったように思いました。

参加者
OnPal:松隈、真隅s、井上  GAP:
小学生 8人 中学生 5人 教師 5人 他 0人

 

支援
 
公益社団法人日本歯科医師会