特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2020.03.06 おへそこども園 コンサート

2020年3月6日(金)10:20~11:30
活動場所:おへそこども園 佐賀市水ヶ江1丁目6番32号
活動名:紙芝居ミュージカル「うんち博士」
出演者:ソプラノ/林 麻耶、曲尾理紗  チェロ/井上 忍  ピアノ/八尋三菜子
参加者:OnPal 松隈、真隅k、真隅s 保育園 吉村園長ほか多数
授業報告
佐賀の株式会社ミズ(溝上薬局)が佐賀市民会館跡に1月に立ち上げた「そいよね水ヶ江」の中に「鎌田文庫」をオープンしました。その記念に「うんち博士」の公演を依頼されたのですが、コロナウイルス騒動でイベントは全て中止になりました。
しかし、せっかくだからミズが経営する「おへそこども園」で行うことになったものです。

ミズは「個育て」という素晴らしい理念のもとに「おへそグループ」として「保育園」「こども園」「企業主導型保育園」や「発達教育スクール」「おへそ学道場」など、子どものための施設を次々に展開しています。

当日は、鎌田實氏も自身の作品「紙芝居 かまた先生のアリとキリギリス」を上演されました。
原作はヴァイオリンを弾いていたキリギリスは怠け者にされていましたが、この紙芝居では、ヴァイオリンは人を(アリを)癒し、元気づける大切な仕事として描かれています。
この素晴らしい紙芝居の後に、私たちの紙芝居ミュージカル「うんち博士」を上演しました。

「うんち博士」は、元気アートプロジェクトとOnPalが2015年に共同で作ったオリジナルの絵本です。
ネズミ、ヘビ、ウサギ、ヤギ、イヌ、ライオン、クマ、ゾウのうんちが描かれています。
紙芝居ミュージカルでは、うんち博士と助手のリオ君が、草むらに落ちている動物のうんちを探してきて、子ども達に当ててもらい、それぞれの動物に因んだ歌をうたいます。
絵本の最後には、便器の中に博士のうんちが出てきます。
そして、フンコロガシが出てきて「動物は草むらでうんちをするので掃除が大変だけど、人間の子どもはトイレでうんちをしようね」と言って終わります。
そうです、ちゃんと教育の本になっているのです。
子どもはうんちが大好きです。
紙粘土の精巧なうんちをみては大喜びで、助手のリオ君がうんちを探し回る場面では、自分の近くにある草むらを指さして一生懸命教えています。
歌になると楽しそうに聴いたり、知っている歌になると大声で一緒に歌います。
100人を超える子ども達の笑顔に出会えて、紙芝居おじさんとフンコロガシ役の私もとても楽しむことができました。
アンコールに、アナと雪の女王2の『イントゥ・ジ・アンノウン?心のままに』と「パプリカ」を歌いましたが、子ども達がみんなよく知っていて、大声で歌い、踊るのには本当にびっくりしました。

 

 

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