特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

activities

活動記録

2020.02.18 南福岡特別支援学校 音楽授業

2020年2月18日(火)南福岡特別支援学校 音楽授業
9:30-10:20(2,3年生) 10:30-11:20(1,5年生)
活動名:チェロとコントラバスを見て、聴いて、触ってみよう
講 師:チ ェ ロ/井上 忍  コントラバス/森 しのぶ  ピ ア ノ/安浪由紀子
参加者
生徒:2,3年生:23人 1,5年生:27人
OnPal:松隈、真隅k、真隅s
授業内容
①オープニング:にじ
②各楽器の簡単な説明とその楽器の特徴を表した曲を演奏
ピアノ:踊る子猫 チェロ:白鳥(サンサーンス) コントラバス:ぞうさん・小象の行進
③楽器体験
チェロ 全員に弾かせる、コントラバス 裏板に手を当てて振動を感じさせる
④1,5年生対象:どんぐりさんのおうち、汽車は走る
2,3年生対象:ソーラン節を一緒に合奏
⑤最後にもう1曲:パプリカ
活動報告
特別支援学校での音楽授業は初めての試みです。
事前に1,2,3,5年の担任の先生方と打合せをして色々とリクエストを伺いました。
打合せを元にプログラムを考えて、学校と何度かメールでやりとりをして、1,5年生と2,3年生の2コマの授業の内容を決めました。
いつも練習している「どんぐりさんのおうち」「汽車は走る」「ソーラン節」など一緒に合奏したり、踊ったりするのが目的です。
この内容は先生方のサポートも十分行き届いてとても楽しい授業になりました。
チェロを全員に弾かせたり、コントラバスの裏板に手を当てて振動を感じさせる体験授業も行いました。
重い知的障がいの子どもがほとんどでどのような反応を示すか心配でした。
しかし、みんな興味を持ってくれてとても刺激になったようです。
おかげで全員に体験させるのにかなりの時間を要しました。
5年生の女の子ですが、チェロの弦をごしごしと弓でこすって音を鳴らしています。
その顔が満面の笑みで見ていて涙がでそうになりました。
よほど気に入ったのか、チェロがなくなってもまだ弾く動作をしていました。
最後のパプリカでは一人の女の子がセンターで踊りまくっています。
その他のこども達もわくわくした様子で体を動かしています。
特別支援学校における音楽体験の効果を思った以上に感じることができた授業でした。

支援