特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2015.06.11九大病院音楽授業(ピアノトリオ)

2015年6月11日(木)11:00~12:00
九大病院小児医療センター がんばるーむ 音楽授業

テーマ:ディズニー♪ジブリの名曲達
“トリオの楽しみ方”~ヴァイオリン・チェロ・ピアノ

講 師:il mano magico( イルマノマジコ)
ヴァイオリン/工藤真菜さん(OnPal会員)
チェロ/田元真木さん
ピアノ/國友章太郎さん

生徒は、小学生8人、中学生8人、ヴァイオリンとチェロとピアノ3種類の楽器で演奏するトリオを聴いて、それぞれの楽器について勉強してもらいました。

今日の授業はこれまでで参加者が一番多く、狭い教室に車椅子やらストレッチャーやら並べるのにすごく大変で開始時間が10分ほど遅れました。
でもたくさんの生徒が参加してくれて先生方もやる気満々です。

本日の授業の内容は
①ピアノトリオを聴いてみよう
・サウンドオブミュージック よりメドレー
②ひとりよりふたり、ふたりよりさんにん??
・美女と野獣 ・オペラ座の怪人
③おまちかね、楽器を触ってみよう、弾いてみよう
④トリオでジブリ~たっぷり聴いて楽しもう
・魔女の宅急便・もののけ姫・隣のトトロ

まずは、とても素敵なサウンドオブミュージックの演奏です。
いつも一緒に活動されている“イルマノマジコ”の3人は、息もぴったりと会って、素晴らしい演奏を披露してくれました。

次は、ピアノトリオの勉強です。ピアノとふたつの楽器で演奏することをピアノトリオと言い、今日はヴァイオリンとチェロとピアノだけど、フルートやビオラだったりすることもあることを説明しました。

ヴァイオリンは一番高い音が出る楽器で旋律を受けもつことが花形の楽器、チェロはヴァイオリン倍以上も大きくて低い音を受け持つことが多いこと、ピアノは高い音から低い音までオーケストラのすべての楽器の音域が出せるとても便利な楽器であることなどを、実演をまじえながら勉強してもらいました。
みんなとっても一生懸命話を聞いてくれましたよ。

そして、3人が力を合わせればとっても素敵な音楽になることを「美女と野獣」と「オペラ座の怪人」の演奏で体験させてくれました。
実は今日の演奏はすべて國友さんの編曲だそうで、「オペラ座の怪人」のジャズ風の演奏に江口先生が「かっこいい! 初めて聴く演奏だ」と言ってました。

楽器を触ってみよう、弾いてみようですが、今日は残念ながらいつものように身動きが取れない状況だったので、一番前の列の二人に代表して体験してもらいました。弾いてみたい人と呼びかけたのですが、みんな恥ずかしがってなかなか手が上がりません。思わず國友先生が「みんな日本人だね~」と言ってましたよ。ほんとはみんな弾きたかったと思いますが、また次の機会にしましょう。

最後は、ジブリの曲をたっぷり聴いて楽しんでもらいました。
今日の授業は、いつもの授業より演奏のウエイトが高い授業でしたが、3人の息のあったとっても楽しい演奏に、みんなの顔が活き活きと輝いていたのが印象的でした。