特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

activities

活動記録

2018.06.12 熊本市での初めての活動

熊本市での初めての活動を実施しました。
2018年6月12日(火)
11:00~12:00 熊本大学病院 院内学級
14:30~15:30 熊本赤十字病院 院内学級

音楽授業:見て・聴いて・さわって音楽を楽しむ
3つの楽器のことを勉強しよう
オーボエ・チェロ・ピアノ
講師:オーボエ/桐谷美貴子  チェロ/井上 忍  ピアノ/安浪由紀子

授業の内容
①オープニング
ヘンデル/水上の音楽第二組曲より「アッラ・ホーンパイプ」
②楽器はなぜ音が出るのでしょう~たたく、こする、吹く
③楽器体験その1~チェロを弾いてみよう
④オーボエのメロディーを聴いてみよう
大島ミチル/「風笛~あすかのテーマ」
⑤楽器体験その2~ストローオーボエを吹いてみよう
⑥みんなで合奏に挑戦しよう
アンゲラー/おもちゃのシンフォニー第1楽章
⑦最後にもう1曲 素敵な演奏を聴こう
ロジャース/サウンド・オブ・ミュージック

オープニングで、三重奏を演奏して、まずはプロの演奏を生で体験してもらいました。
次に、3つの楽器の音のです仕組みを説明しました。
ピアノは、たたくと弦が震えて音が鳴ることを、ハンマーという部品の写真を使って説明。
チェロは、弦を弓でこするか指ではじくと弦が震えて、その振動が本体に伝わり音が出る。
オーボエは、リードが震えて管の中の空気を振動させて音になる。
以上のことを教えた上で、まずはチェロの演奏体験です。恥ずかしがる生徒たちに弓を持たせて音を鳴らしたり、チェロを触ってもらい音が体や床に響くのを感じてもらいました。
次は、オーボエのソロです。NHKの朝ドラの主題歌「風笛~あすかのテーマ」を演奏し、ご家族にも楽しんでもらいました。
そして、オーボエの演奏体験です。オーボエのリードをくわえさせることは衛生上できません。
そこで、OnPalが用意しているのは、ストローを使って作ったオリジナルのストローオーボエです。吹く力の弱いこどもでも簡単に音が出せるように仕掛けをしているので、みんな音を出すことができました。自分で音を出せた時の嬉しそうな顔がとっても素敵でした。
次は、合奏体験です。おもちゃのシンフォニーをみんなで演奏しました。
使う楽器は、「ストローオーボエ」「紙コップのカッコウ笛」「ペットボトルのシェーカー」ですべて手づくりです。
2度ほど私たちの演奏を聴かせて、だいたいどのタイミングで鳴り物を鳴らすのかを伝えます。あとは私の指揮に合わせて、タイミンング良く音を出す練習をしました。もちろん楽譜通り正確にはできませんが、とても良い感じで合奏を楽しむことができました。
最後に、私も水笛の演奏で加わって、サウンド・オブ・ミュージック メドレーを聴いてもらいました。
今回は、来年度からの本格的な活動開始に向けた試行でしたが、熊本大学病院、熊本赤十字病院とも、とても親切に迎え入れていただき、またとても喜んでいただきました。
まだ、熊本の音楽家の目途がついていませんが、秋に向けて準備を加速させたいと思います。

支援

公益社団法人日本歯科医師会

公益財団法人ベネッセこども基金プログラム