ＯｎＰａｌでは、２０１９年６月２６日（水）
熊本大学病院と熊本赤十字病院で音楽授業を行いました。

1４：００～１５：００　熊本赤十字病院　プレイルーム

活動名：色々なフルートを聴いてみよう、触ってみよう
講　師：フルート／安武 美貴
ピアノ　／小松 瑞穂
授業内容
【オープニング】
1.アルルの女よりメヌエット(フルート)
【フルートってどんな楽器？】
2.楽器クイズ
【フルートの仲間たち】
3.動物の謝肉祭よりゾウ(バスフルート)
4.七つの子(アルトフルート)
5.くまんばちの飛行(フルート)
6.口笛吹きと犬(ピッコロ)
【フルートのように音を出してみよう】
【曲を聴いてみよう】
7.美女と野獣(フルート)
【一緒に歌おう】
8.花は咲く(フルート)

赤十字病院では、熊本大学病院と違ってプレイルームで行うため、院内学級の生徒以外も参加します。
幼児やご家族などにぎやかです。
始まる３０分くらい前から、車いすで行ったり来たりしている小学生の男の子がいます。
始まるのを今か今かと待っているようでした。
聞いてみるとお母さんがフルートを吹いていたそうです。

その様なこともあって赤十字病院は最初から明るい雰囲気で授業が始まりました。
「アルルの女」の演奏、楽器クイズ、４種類のフルートの演奏と進んで、お待ちかねの音を出してみようです。
アクリル管フルートをみんなに配り吹いてもらった後に、秘密兵器の先を平たくつぶしたストローを配ります。
これを歌口に添えて吹くとピーっと音が鳴ります。
小学生の男の子２人と女の子は完全にはまってしまったようで、アクリル管フルートが欲しいと言いましたがとりあえず回収しました。
美女と野獣のテーマソングを聴いて、花は咲くを一緒に歌って５５分ほどで授業を終了しました。

授業が終わっても、みなさんとても楽しかったようで、なかなか病室に戻ろうとしません。
最後は男の子からアクリル管フルートをせがまれてプレゼントしました。
ここまで喜んでくれるとこちらも嬉しいですね。

赤十字病院は、小児科部長の先生や看護師さん、保育士さんなど大勢が参加していただき、また、お世話いただいた社会科のスタッフの対応も行き届いていて、とても気持ちよく活動することができました。
窓に貼られていた「ＯｎＰａｌさんありがとう」のディスプレイには感激しました。

参加者
ＯｎＰａｌ：松隈　真隅　　ＧＡＰ：川崎　　熊本大学：藤原　学生5名
病院：（音楽授業）小学生５人　幼児３人　教師２人　病院スタッフ多数

助成
公益社団法人日本歯科医師会