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活動記録
2014.05.27こども病院音楽授業“体に良い音楽の楽しい体験”
日 時/2014年5月27日(火)11時~12時
場 所/福岡市立こども病院 院内学級
講 師/歌:浦本順子、ピアノ:冨崎由紀(2名ともOnPalメンバー)
テーマ/体に良い音楽の楽しい体験
プログラム
1心肺機能の向上
2元気な身体をめざして!
3躍動感の強化
4歌詞の違いを調べてみよう!
5コミュニケーション“力”と会話“力”をつけよう!
6元気に歌って楽しみましょう!
本日の生徒は小学生4人と中学生2人、それに小学校の原先生と中学校の木田先生でした。
1心肺機能の向上では、鼻で息を吸って口で息を吐く、ただしい呼吸法や腹筋を使って勢いよく息を吐く練習をしました。
2元気な身体をめざして!では、①フー ②プー ③プルプルと声を出して発声練習をしたり、1拍子から6拍子までの拍手を練習したりしました。
3躍動感の強化では、鷹・イカ・鹿の絵が描かれたパネルを使って、浦本先生が三三七拍子に合わせて指し示す絵を答えます。例えば「鷹・イカ・鹿、 イカ・鷹・鹿、 イカ・鹿・鷹・鷹・イカ・鷹・鹿」など、なかなか難しく、こどもたちも一生懸命応えていました。同じく菜っ葉、カッパ、葉っぱ、砂糖、怪盗、納得の絵が描かれたパネルでも挑戦しました。
4歌詞の違いを調べてみよう!では、①「うみ」と「海」、②「こいのぼり」と「鯉のぼり」それぞれひらがなのタイトルの曲は子ども目線、漢字のタイトルの曲は大人目線の歌詞であることを、説明して、情景を思い浮かべながら歌うことの大切さを教えました。
5コミュニケーション“力”と会話“力”をつけよう!では、~作り歌のすすめ~として「さっちゃん」と「浦島太郎」をパッと思いついた歌詞で歌うゲームをしましたが、みんな恥ずかしがってなかなか歌ってくれません。次回やるときは小学校1年でも知っている曲を選び、2チームに分かれて対抗戦でやると良いかもしれませんね。
最後に、6元気に歌って楽しみましょう!では、①ゆかいに歩けばと②ソーラン節を歌いましたが、どちらの曲もこども達はあまりよく知らないようで、ちょっと空振りの感がありました。こども達が元気に歌う歌はなんなのでしょうか、やはりアニメソングなのかもしれませんね。
実は、これまでやってきた音楽授業は、すべて弦楽器や木管楽器など、子どもたちが普段ほとんど触れることのない楽器を身近に体験することをメインにやってきました。
歌の授業は、普通に音楽の授業でやっているわけですから、それとは違った楽しさを伝えなくてはなりません。とっても難しいことを浦本さんにお願いしたわけです。
でも、さすがに浦本さん、あの手この手でこども達を楽しませてくれました。こども達が恥ずかしがってなかなか乗ってきてくれないこともありましたが、初めての歌の授業としてはとてもよかったと思います。
「歌の授業」について何となくわかってきた部分もありますので今後、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。
浦本さん、冨崎さん それに手伝いに駆けつけてくれた福田さん お疲れさまでした。