特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2017.03.16 九大病院プレイルームコンサート

日 時:2017年3月16日(木)14:00~15:00
場 所:九州大学病院プレイルーム
テーマ:プレイルームコンサート「世界一周音楽旅行」
講 師:ソプラノ/林 麻耶、曲尾理紗
チェロ/井上 忍 ピアノ/八尋三菜子

プログラム
オープニング:山の音楽家
日本:花
イタリア:フニクリ・フニクラ
フランス:オランピア/人形の歌
イギリス:愛のあいさつ
色々な国の打楽器を紹介
ドイツ:ヘンゼルとグレーテル
アメリカ:森のくまさん
日本:春が来た
スイス:ドレミの歌

世界一周音楽旅行はこれまで「音楽授業」や「おへそ保育園コンサート」などで取り上げてきましたが、今回はプレイルームコンサートとして構成し直したものです。
プレイルームには、こどもと家族で10人程でしたが、外の廊下には20人程が最初から最後まで楽しんでいました。理由はよくわからないのですが、病状などの関係で部屋の中には入れないようです。そこで、演奏が聞こえるように扉を少し空かしていたのですが、看護師さんがやってきて、閉められてしまいました。病室にいる症状の重い子どもたちへの配慮のようです。ところが、演奏会が終わってから、鳴り物をこども達に楽しませていると、外のこども達にも触らせてほしいとのリクエスト、病院の活動は本当に難しいです。

コンサートは、山の音楽家で出演者の紹介をした後、曲尾さんが歌うフニクリ・フニクラへ、ここで替え歌の「鬼のパンツ」で松隈さん扮する赤鬼が登場しました。数日前の打合せで話が出て、鬼の金棒と虎柄のパンツを松隈さんが制作したものです。こどもも家族にも大うけでした。

その他、林さんが歌うオランピアでは、フランス人形に扮した林さんと人形のネジを巻く井上さんの演技にも大喜び、また、林さんと曲尾さんが歌う森のくまさんや、春が来たではみんなで色々な鳥の声を交えたり、ドレミの歌では林さんの振り付けで会場のみなさんも一緒に体を動かすなど、大いに楽しみました。

何とか無事終了した、プレイルームコンサートでしたが、もう少しきちんとシナリオをまとめたペーパーを用意するなど、きちんとした段取りが必要だったかなと、少々反省しています。

この活動は次の助成金を頂いています。

公益財団法人 ベネッセこども基金助成プログラム