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活動記録
2017.10.04 曲渕小学校 音楽授業
特定非営利活動法人OnPalでは初めて一般の小学校での音楽授業を行いました。
これは、福岡市文化芸術振興財団の学校アウトリーチ事業への協力を求められて行ったものです。
日 時:2017年10月4日(水)10:30~12:20
場 所:曲渕小学校 体育館
テーマ:
平成29年度子ども文化芸術魅力発見事業「アーティストと出会う」
クラシック音楽に触れてみよう!仕組みを知り、音楽を作る
講 師:フルート/白木彩子 チェロ/井上 忍 ピアノ/八尋三菜子
プログラム
《第一部》まず見て聴いて音楽に親しむ。各楽器がどのような役割を持っているかを知る。
■1曲目
ヘンデル/水上の音楽 第2組曲より アッラ・ホーンパイプ
最初に演奏したあと、各楽器がソロで冒頭部分を演奏し、パート毎の役割を理解してもらいます。
再度、全員で冒頭から演奏して、聴き分けてみました。
■2曲目
バッハ/管弦楽組曲 第2番より ポロネーズ、バディネリ
1曲目で理解したことを踏まえて聴く。場面によってソロが交替することを理解してもらいました。
■楽器の構造と、音が出るしくみを知る。
ピアノ・・・弦をハンマーでたたくと、弦が震えて、黒い箱のなかで音が大きくなる。
チェロ・・・弦を弓でこするか指ではじくと弦が震える。それが本体に伝わり板が震えて音が出る。
フルート・・・管に息を吹き込むと、管の中の空気が震えて音に変わる。リコーダーと同じ原理。
この様な音の出る仕組みを、近くに集まってもらい実演しながら説明しました、。
■チェロの体験
井上さんのチェロを使って代表の生徒さんに体験してもらいました。
■手づくりフルートを吹いてみよう
手づくりのアクリル製のフルート模型で自由に音を出させて、音の出るしくみを体感してもらいました。
《第二部》生徒さんも参加して一緒に盛り上げる。
■3曲目
おもちゃのシンフォニー
カッコウ笛、ラチェット、ラッパ、ナイチンゲール(水笛)などを生徒が担当して演奏します。
一度トリオの演奏を聴かせて、どのタイミングで鳴り物を鳴らすのかを伝えたあと、リハーサルと本番を分けて、一緒にコンサートを作る雰囲気を味わってもらいました。
OnPalメンバーがたくさん応援に駆け付けていたので、それぞれの楽器の指導を担当してもらい、とても上手に演奏することができました。
■4曲目
ラバーズ・コンチェルト
生徒がリコーダーで練習している曲を一緒に演奏しました。
■5曲目
メンデルスゾーン/ピアノ三重奏曲第1番より 第1楽章
最後の曲としてクラシック音楽をしっかり聴いてもらいました。
■6曲目 アンコール
ロジャース/サウンド・オブ・ミュージック メドレー
せっかくなので、みんなに配っていた楽器で、思い思いに曲想に合わせて音を出してもらいました。
これがなかなかの出来栄えで、こども達の豊かな感性に驚かされました。
■7曲目 校歌演奏
福岡市の文化芸術振興財団から委託を受けて、OnPalで初めての学校アウトリーチ授業を行いました。
5,6年生で10人という小さな学校で、こども達はとても素直で活発です。
おかげで、おもちゃのシンフォニーに挑戦するなどとても意欲的な内容を実施することができました。
今後、この様な活動に取り組んでいくならば、100人を超える大人数の場合にどうするかを考える必要があります。
応援スタッフ:真隅k、真隅s、松隈、福田、竹下、安浪