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活動記録
2018.02.14/16 九大病院・福大病院・こども病院 音楽授業
特定非営利活動法人OnPalでヴァイオリンの音楽授業を行いました。
2018年2月14日(水)11:00~12:00
九州大学病院小児医療センター がんばるーむ
2018年2月16日(金)11:00~12:00
福岡大学病院 菜の花学級
2018年2月16日(金)14:30~15:30
福岡市立こども病院 ひまわり学級
授業テーマ:ヴァイオリンを聴いてみよう、弾いてみよう
講 師:ヴァイオリン/工藤真菜、河原冴子
授業のプログラム
①オープニング ゴセック作曲 ’ガボット’
②クイズ~楽器紹介を兼ねて
アンダーソン作曲 ’プリンクプランクプランク’
③ヴァイオリンで日本の曲を聴いてみましょう
‘夕焼け小焼け’
④ヴァイオリインの名曲を紹介します
モンティ作曲 ’チャルダッシュ’
⑤みんなで歌いましょう ’ドレミのうた’
⑥楽器体験 ヴァイオリンを弾いてみましょう
♪アンコール 最後にもう一曲
チャイコフスキー作曲 くるみ割り人形より ’トレパック’
九大病院
院内学級でOnPalの授業は初めてという生徒さんたちは緊張の面持ちです。
でも、クイズに答えるうちにみんな打ち解けていきます。
弓に張られているのは? 全員が「馬のしっぽ」に手を挙げ正解! ヴァイオリンはどの楽器の仲間? 「弦楽器」で全員正解! 高い順に並べましょうも正解! でも、第4問の「弦を抑えている指を前後に揺らして音の響きを豊かにする演奏法を何と言うでしょう」では、聞いたことがない言葉だったのでしょう、オブラートに手を上げた生徒さんがいました。正解はビブラートです。第5問「今のようなヴァイオリンができたのは500年近く前(1550年ころ)と言われていますが、それはどこの国で生まれたのでしょうか。」ではドイツを選んだ人がいました。正解はイタリアです。
‘夕焼け小焼け’は弦楽器ならではのしっとりとした音色に心和んだ様子です。
ヴァイオリインの名曲 モンティの’チャルダッシュ’は、二人がメロディを交互に受け持つデュオならではの編曲で、メロディーが移るたびに首を動かしながら聴き入っていました。みんなで歌いましょう ’ドレミのうた’は、二人ともヴァイオリンを置き、工藤さんはピアノを河原さんは歌と身振りを担当。生徒さんたち皆、音に合わせて手を動かしました。
そして、お待ちかねの楽器体験では、サイズ違いの分数ヴァイオリンを2本持ってきていて、まず楽器の大きさ、弓の長さの違いを説明。体験したい人を募ったところ、前列の生徒さん全員が手を挙げました。皆一様に戸惑うことなく楽器を構えます。きっとそれまでよく観察していたのでしょう。最後に小学生、中学生の代表から嬉しいお礼の言葉を、先生から、OnPalメンバーの紹介をいただきました。
福大病院
楽器体験では、クイズで出てきたピチカートやポルタメントもやってみました。ポルタメントは音の引きずる感じが子供の興味を引くようです。
みんなで歌いましょう ’ドレミのうた’は、歌に合わせて手を動かしました。レモンは頬っぺたの横でレモンの形のように手を合わせるのですが、先の男の子はなぜか拝むようにしていました。レは礼拝のレでも良いかもしれません。
こども病院
オープニングのゴセック作曲’ガボット’。聴き終ってすぐ、「給食の時の音楽やった!」と開始前からワクワクしていた低学年の男の子。このような生徒がいると授業はとても盛り上がります。
楽器体験では、もれなく全員が体験しました。足の治療中の人が多いので講師が楽器を持ち回り、座ったままで弾きました。
3つの病院での音楽授業は、講師2人の卓越したテクニックとやさしさでとても素敵な時間になりました。ありがとうございました。
参加者
(九大病院)
OnPal:真隅k、真隅s、井上 GAP:川崎
病 院/小学生9人 中学生6人 教師4人 他3人
(福大病院)
OnPal:真隅s、井上 GAP:川崎
病 院/小学生2人 中学生0人 教師2人 他1人
(こども病院)
OnPal:真隅s、井上 GAP:川崎
病 院/小学生6人 中学生2人 教師2人 他3人
※2月16日は、私が初めて仕事で参加できませんでしたが、チェロ奏者の井上さんがしっかりとコーディネーターを務めてくれました。
公益社団法人 日本歯科医師会
公益財団法人ベネッセこども基金プログラム