２０２４年１１月７日、九大病院・こども病院向けにオンラインで「フルート音楽授業」を行いました。

出演は、フルート／高木華子さん、神谷紘子さん　ピアノ／道家由志愛さん　司会／曲尾理紗さんです。
参加者は、九大10人　こども6人でした。

プログラム
１．オープニング
ヴィヴァルディ：四季より春　フルート二重奏
２．フルートクイズ
①一番小さな楽器の名前＝ピッコロ
②少し大きな楽器の名前＝アルトフルート
３．フルートで演奏する色々な鳥の曲
①Ｅ．ダマレ：「白つぐみ」　ピッコロ
②かっこう＆とんび　フルート
③ヴィヴァルディ：フルート協奏曲「かわらひわ」　フルート二重奏
④サンサーンス：「白鳥」　アルトフルート
４．フルートの音が出るしくみ
５．質問コーナー
６．教科書に載っている曲の演奏
ビゼー：アルルの女第２組曲「メヌエット」
７．最後に1曲
「風の谷のナウシカ」より「鳥の人」

今日のフルートの音楽授業のテーマは「鳥」です。
オープニングの演奏に続いて、フルートクイズは、一番小さいピッコロとフルートより大きなアルトフルートの名前当てクイズで、フルートには色々な大きさの仲間がいることを勉強してもらいました。
その上で、ピッコロとフルートとアルトフルートの演奏を聴いてもらうのですが、鳥が曲名の曲ばかりを選んで、フルート＝鳥の声のイメージをつかんでもらいました。
白ツグミはピッコロのとても速い演奏が特徴の曲で、その指の動きの速さにみんな驚いたようで、この演奏で子ども達の気持ちをぐっと捉えることができました。
音が出るしくみでは、事前に配送しておいた紙コップフルートを子ども達に配ってもらい、音が出るしくみを体験してもらいました。
自分が参加できるとみんな一生懸命になります。
フルートの穴を押さえることで音が変わることを教えていたのですが、ある中学生は授業の後に紙コップに穴を空けて、違う音が出ることを確認したようで、先生がその様子の映像を送ってきてくださいました。
アルルの女の演奏の時には、一緒に紙コップフルートを吹きながら体を揺らしている子がいたそうです。
子ども達は、授業の中身だけでなく、出演者の気さくな話や雰囲気も合わせて楽しんでいます。みんなの笑顔がとても印象的でした。