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〒810-0034福岡市中央区笹丘2-22-15
設立趣旨
特定非営利活動法人OnPalは、病気と闘いながら入院生活を送る子供たちを始め、病気、高齢、ストレスなどで元気をなくしている人々に、身近に音楽を楽しむ機会を提供し、音楽が持つエネルギー、魂に直接働きかける力によって元気になっていただくことを目的としています。また、この活動に参加する音楽家やアーティスト、コーディネーターたちが優しさを共有し、新たな活動の場が広がり、私たちのまちが音楽あふれる心豊かなまちとなることを目指しています。
活動概要
1.病院内小中学校の音楽授業
病気で入院している子どもたちを対象に、音楽家による音楽授業やコンサートを提供しています。音楽授業では、音楽家が演奏を交えながら楽器についてわかりやすく教えるほか、子供たちが楽器をさわったり、音を出してみることで、楽器に興味を持つとともに、生の音楽を勉強しながら元気になってもらいたいと考えています。
2.病院・福祉施設コンサート
病気で入院している方々などを対象に、病院のロビー空間などを利用して、音楽家によるコンサートを行っています。
病院のコンサートでは、聴きなれた曲、懐かしい曲などを中心に、音楽家による演奏をお届けしています。涙を流して喜ばれる方も多く見られますが、音楽の力で辛い日常を忘れ、少しでも元気になってもらいたいと考えています。
3.健康づくりコンサート
心の健康づくりをテーマとして、OnPal主催のコンサートや、公共団体や企業・団体等からの依頼によるコンサートを企画・開催しています。
音楽は魂に直接働きかける力を持っています。OnPalでは「元気」「楽しみ」「安らぎ」「癒し」「愛」「感動」「絆」「共感」などのキーワードをもとに、皆さんの心に響くコンサートの提供を目指しています。
4.研究会等の開催
音楽療法を取り入れたコンサートづくりなど、元気になっていただくための演奏会等のあり方について研究会や勉強会を開催しています。
沿革・設立・法人化について
(沿革・設立経緯)
芸術やデザイン、音楽の力でみんなが元気なる活動を行うボランティアグループとして、2006年に「元気アートプロジェクト」(通称GAP)が誕生しました。GAPの活動は主に九州大学病院を活動の場として展開してきましたが、特定非営利活動法人OnPalは、このGAPの活動と協力しながら、音楽活動をさらに他の病院や施設に拡大していくために新しく設立されました。
元気アートプロジェクト活動経緯(音楽関係抜粋)
2006.12 設立 九州大学病院小児科病棟で初のコンサート
2007年 九大病院コンサート1回
2008年 九大病院音楽授業1回、原土井病院コンサート4回
2009年 九大病院音楽授業3回、原土井病院コンサート3回
2010年 九大病院音楽授業3回、原土井病院コンサート3回
九大病院コンサート2回
2011年 九大病院音楽授業3回、原土井病院コンサート3回
九大病院コンサート1回
2012年 九大病院音楽授業2回、九大病院コンサート1回
福岡市健康づくりセンターコンサート1回
(法人化について)
OnPalは、2013年12月13日に特定非営利活動法人になりました。