特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2014.06.18 九大病院音楽授業

九大病院がんばるーむで音楽授業を行いました。

日     時:2014年6月18日(水)11:00~12:00
場   所:九大病院がんばるーむ
テーマ:「チェロとピアノで世界音楽旅行」
講  師:チェロ/井上 忍  ピアノ/冨崎由紀

「チェロとピアノで世界音楽旅行」は新しい企画です。

様々な国々の音楽や特徴のあるメロディーを演奏して、こどもたちに世界の国々の音楽について知ってもらうとともに、世界地図や地球儀や国旗を使って地理の勉強もしてもらいました。
つまり、音楽と社会のコラボレーションですね。

今日、演奏した国は、日本、韓国、中国、イギリス、フランス、イタリア、ドイツ、スイス、スペイン、サウジアラビア、ロシア、アメリカ、アルゼンチンの13カ国。さながら、開催中のワールドカップのようでした。

こどもたちには、最初に国旗を使って国の名前を答えてもらい、世界地図と地球儀を使って国の場所を勉強してもらいました。

 それから、色々な音楽を聴いてもらい、その国を当ててもらったり、地球儀を使って場所を探してもらったりしました。
こどもたちは、一生懸命地球儀を回しながら、国を探して、見つけたら「あったー!」と叫んで、とても楽しそうでしたよ。
また、ディズニーの「小さな世界」では手拍子も加わり、教室全体がとても楽しい雰囲気に包まれました。

 1.国ごとの音楽の違い
ヨーロッパの国々の音楽の違い
イギリス・・・エルガー「愛のあいさつ」
ドイツ・・・・・バッハ「G線上のアリア」
フランス・・・ドビュッシー「夢」より
イタリア・・・レオンカヴァッロ「マッティナータ」
ディズニーの「小さな世界」
(バグパイプ、タンゴ、アリラン、さくら、アラビア風、フラメンコ、白鳥の湖、ジャズ)

2.チェロの説明と体験コーナー
次は、一人ひとりにチェロを弾いてもらいました。
井上さんが、こども用の小さなチェロを持ってきており、小学生にはこの小さなチェロを、また中学生と、高校生には大人用のチェロを弾いてもらいました。みんな、とても上手に音を出せたので、びっくりです。
最初は恥ずかしそうにしていた子も、とても気持ちよさそうに弾いていましたよ。
最後に、大人代表で、お父さんにも弾いてもらいました。

3.最後に一曲
最後の締めは、みんなに取り囲まれての演奏です。
アルゼンチンの作曲家ピアソラのリベルタンゴの演奏で本日の授業を終了しました。

 小学生代表と高校生がお礼の言葉を述べてくれましたが、チェロの演奏にとても感動してくれたようです。
帰りがけに、高校生の女の子が、チェロを習いたいと言って井上さんに話を聴いたり、小学生の親子が記念写真を一緒に撮ったり、本当に喜んでくれたようです。