特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2016.03.25 九大病院 プレイルームコンサート

「九大病院プレイルームコンサート」を行いました。

「動物たちの音楽会」
日 時:2016年3月25日(金)14時10分~14時50分
場 所:九大病院小児科病棟 プレイルーム
テーマ:プレイルームコンサート 「動物たちの音楽会」
出 演:
うた/林 麻耶、曲尾理紗 チェロ/井上 忍 ピアノ/八尋美菜子

今回のプレイルームコンサートは、みんながよく知っている“動物たちの歌”でいっぱいの音楽会です。

実は、プレイルームコンサートは幼児たちが主な相手なので大変です。いつもの音楽授業のように小中学生が相手だとまだなんとか音楽で勝負できるのですが、幼児には音楽プラス何かが必要です。この何かを考えた末に出来上がったのが今回の紙芝居“うんち博士”でした。この物語はたくさんの動物たちの“うんち”が出てきます。これをこども達に見て、聴いて、楽しんで、勉強もしてもらおうという企画です。メンバーの松隈さんの「とにかくこどもは“うんち”が大好き」という発想から生まれた物語で、近々絵本にしたいと考えています。

オープニングは、井上さんのチェロと八尋さんのピアノによるサンサーンスの「動物の謝肉祭~序奏」と、林さん、曲尾さんの二重唱「地球の仲間」です。
続いて、「山の音楽家」の歌で、出演者4人を紹介しました。
それから、色々な動物たちがでてくる曲を2曲聴いてもらいました。
「ロマンチストの豚」「イヌが自分のしっぽを見て歌う歌」

次は、チェロのソロでサンサーンスの「動物の謝肉祭~白鳥」ですが、この演奏の間に、林さんと曲尾さんが“うんち博士”の衣装に着替えます。

そして、二人が“うんち博士の歌”を歌いながら登場します。
この歌は、ビヴァルディの「四季~春」のメロディに、曲尾さんが歌詞をつけたものです。 うんち博士うんち博士うんちが大好きうんちのことなら何でも知っていらう・・・・・・・というとっても楽しい歌です。

いよいよ「紙芝居・劇」のはじまりはじまり

僕はうんち博士、うんちのことなら何でも知っているぞ。
さあ今日もうんちを探しに行こう。
博士と助手が虫眼鏡を持って客席にうんちを探しに行きます。
助手がとっても小さなうんちを発見・・・博士にこれ誰のうんちですか?
博士が大きな虫眼鏡で覗き込み、わかった!これはね・・・みんなわかるかな。
と言って、客席のこどもたちにうんちを見せて回ります。

このうんちは、紙粘土で作った松隈さんの力作で、本当にリアルにできているのもですから、こどもたちは、ドン引きしていました。でも女の子がネズミネズミと答えると、紙芝居もヒントの画像から答えの画像へ転換して、当り~~!!そこで、ネズミの歌で“ずいずいずっころばし”の演奏をします。
こんな感じで繰り返すのですが、出てくる動物はねずみに続いて、

・へび~へび使いのメロディ  チェロ
・うさぎ~うさぎのダンス   歌
・ヤギ~ヤギさん郵便     ピアノ
・カラス~七つの子      歌
・にわとり~ひよこの歌    歌
・イヌ~犬のおまわりさん   チェロ
・ライオン~動物の謝肉祭(師子王の行進)チェロ
・ゾウ~ぞうさん   チェロ

というよな具合で、物語は紙芝居と出演者4人の芝居や音楽で進行します。
これまでになかった新しいジャンルだということでOnPalでは、
「紙芝居ミュージカル」と名付けました。

だんだん大きくなってくるリアルなうんちにこども達もお母さん達も大喜びです。
松隈さんが言うように、本当にこども達はうんちが大好きなんですね。
ここで紙芝居を繰り広げていた私が、ふんころがしのお面を付けて台詞を言います。
「ふんころがしの愚痴」・・・みんなのうんちを片付けるの大変だ~・・・・・・・・
そこに、助手が便器を発見して持ってきます。
博士、これは誰のうんちですか。 博士は、あっこれは僕のうんちだよ。
というところで、ふんころがし(私)が「やっぱりみんなはトイレでうんちしようね。」
これが、この物語のおちです。
もう一度、うんち博士の歌を歌って、「紙芝居ミュージカル」は終了しました。

 

フィナーレに“人間っていいな”をみんなで歌って、コンサートを終了しました。
コンサートが終わると、こどももお母さん達もうんちの周りに集まってきて、楽しそうに触ったりお話をしたり、とっても喜んでいただいたようです。
その中の1人のこどもが、虫めがねをもって一つひとつのうんちをじっくりと観察しだしたではありませんか。これには我々も驚きましたし、おかあさんも、よっぽどうんちが好きなんでしょうねと笑顔で話されていました。この子はきっと将来うんち博士になるかもしれませんね。

 

今回の“うんち博士”の絵本デザインはGAPメンバーの鄭(ジョン) 菊振(グッジン)さん。
うんちや紙芝居の制作は松隈さんを中心にメンバーが集まって行いました。
また、音楽や演出は4人の出演者(全員OnPalメンバー)が、曲づくりから選曲まで熱心に取り組んでくれました。リハーサルも重ねて創り上げてきたものです。
構想から数カ月を費やした、GAPとOnPalのコラボレーションによる力作でした。
それだけに、こども達やおかあさん達にとっても喜んでもらい苦労が報われた感じがしました。