特定非営利活動法人 OnPal 音楽でひろがる笑顔

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活動記録

2017.02.06 こども病院音楽授業

こども病院で三学期の音楽授業を行いました。

日 時:2017年2月6日(月)11:00~12:00
場  所:福岡市立こども病院
テーマ:「フルートを聴いてみよう吹いてみよう」
講 師:フルート/白木彩子、金堂由樹子  ピアノ/藤江敬子

今日のプログラム
①オープニング
グリーグ作曲:ペールギュントより「朝」
②フルートってどんな楽器だろう
楽器クイズ
③フルートの仲間たち~それぞれの楽器をみてみよう
ピッコロ、フルート、アルトフルート
④いろんな曲を聴いてみよう
イングランド民謡:ピクニック
葉加瀬太郎:情熱大陸
J.Lacalle:アマポーラ
⑤さあ!フルートのように音を出してみよう
⑥いろんな曲を聴いてみよう NO.2
ピアソラ:リベルタンゴ
A Whole New World
⑦さいごに・・・フルートといっしょに歌おう
さんぽ

今日は、OnPalの新会員でフルートの白木彩子さんによる初めての授業でした。

初めにペールギュントより「朝」の演奏です。
とても天気の良い朝にふさわしい清々しい演奏で授業が始まりました。

そして、いつものように、いきなり楽器クイズです。
「フルートは次のうちどの楽器の仲間でしょう」「フルートの長さは次のどれでしょう」「今のフルートができたのは何年くらい前でしょう」「フルートは分解して運びますが何個に分解できるでしょう」などの質問に、前にいた男の子が元気よく答えてくれて、みんなも一生懸命考えてくれました。
やはり、みんなを授業に引き込むにはクイズが一番です。

フルートの仲間たちでは、ピッコロとアルトフルートを紹介しました。
ピッコロによる「熊蜂の飛行」のとってもスピードのある演奏にみんな目をパチクリしていましたよ。
いろんな曲を聴いてみようでは、特に「情熱大陸」の息の合った演奏に引き込まれていました。
こども達を喜ばせるのはとても難しいと感じるのですが、やはり良い演奏だと「すごいな~」と感心するのでしょうか、目を輝かせて聴いているのが良くわかります。
私がボランティアと言えどもプロの演奏にこだわるのは、やはりこども達に本物の音楽を届けたいからです。
今日は現物を見せることはできませんでしたが、バスフルートもスライドで見てもらいましたよ。

いよいよお待ちかねの「フルートのように音を出してみよう」では、私が作った手づくりフルート(頭部菅のみ)を全員に配って吹いてもらいました。
案の定、誰も音が出ません。でも大丈夫です。
一緒に配ったストローをフルートの歌口に宛てて吹くとピーっと音が出ます。
ちょっとでも音が出るとびっくりして、嬉しそうにしているのが良くわかります。
なかなか出なかったこどもも、ちょっと教えたら全員音を出すことができました。
フルートの音が出る仕組みをちょっとは理解してくれたかもしれませんね。

ピアソラの「リベルタンゴ」や「A Whole New World」のとても素晴らしい演奏を聴いて、最後は、一緒に「さんぽ」を歌って、楽しいフルートの授業を終わりました。

参加者
OnPal/真隅、真隅昌子 GAP/川崎
病 院/小学生4人、中学生3人

この活動は次の助成金を頂いています。

公益財団法人 ベネッセこども基金助成プログラム